あまりにも悲しい事故が発生してしまいました。
大阪・堺市で、5歳の男の子がドラム式洗濯機の中で意識不明で見つかり、そのまま死亡してしまいました。
過去にもあったドラム式洗濯機での閉じ込め事故。
改めて、一歩間違えれば危険な凶器の箱となることを思い知らされます。
事件の概要
出典;FNN
父親はどんなにかショックだったことでしょう。。
息子と一緒に昼寝をしていたら、いつの間にかいなくなっていて、、ようやく見つけ出したのは、ドラム式洗濯機の中でぐったりしている姿だったのです。
一体何があったのでしょうか。
事件の概要は・・・
27日、大阪・堺市の住宅で、5歳の男の子が、ドラム式洗濯機の中で意識不明の状態で見つかり、その後、死亡していたことがわかった。
27日午後3時ごろ、堺市に住む男性(32)から、「息子が洗濯機に入って意識がない」と、消防に通報があった。
消防が駆けつけたところ、5歳の男の子が、意識不明の状態で倒れていて、病院に運ばれたものの、死亡した。
男の子に目立った外傷はなく、父親は警察に「息子と昼寝をしていて、目が覚めたらいなかった。探したところ、洗濯機の中で見つけた」と話している。
洗濯機に水は入っておらず、ふたは閉まった状態で、警察は、男の子が誤って洗濯機に入り、閉じ込められた可能性があるとみて調べている。
出典;Yahooニュース
この年頃の男の子。活発で好奇心に溢れ、何にでも手を出しては試してみたくなる、そういう時期だと思います。
ドラム式洗濯機の中に入ったのも、そこに入れそうなスペースがあったから、、その程度の思いだったでしょう。
しかし、、そこはアイアンメイデンでもありました。
出典;SHARP
ドラム式洗濯機は仕組み上、内側から洗濯物が飛び出さないように、扉を閉めた後はロックがかかる構造になっていることが多いです。
男の子が入った後、扉を閉めるか閉まってしまったら、、、
内側から開けることはできません。
体に外傷はなく、警察は男の子が洗濯機に入り、ふたが閉まって窒息死した可能性もあるとみて、死因を調査するようです。
3年前にもドラム式洗濯機で同様の事故が!
出典;ニュース7
3年前にも当時7歳だった宝井蓮音くんが、ドラム式洗濯機の中で死亡する事故がありました。
この時も、母親が前日の午後11時すぎに寝かせたおよそ2時間後、姿が見えないので探したところ、ドラム式洗濯機の中でぐったりしていた、ということでした。
当時、大手電機メーカーは、安全対策として、子どもが中に入らないようドアにロック機能をつけているほか、本体や取扱説明書に「子どもが入ると窒息するおそれがある」と表示して注意を呼びかけていたと述べており、一定の呼びかけはこの時から行われていたようでした。
しかしながら、、事故は再発してしまいました。
道具の使い方を誤れば、包丁でも電子レンジでもストーブでも凶器になり変わる危険性は常にあるので、メーカーが悪いということはありませんが、
もしかしたら、今後子供が入らないような工夫等を設計段階で入れておく必要が出てくるかもしれないですね。。
ネットの反応
確か以前もこの手の事故が起こらなかったっけ?子どもは好奇心から、前に扉がついてると余計に入りたくなると思う。
メーカーでも対策が必要ですが、子どもが小さいうちは用心してこのタイプを避けた方がいいかも。
出典;Yahooニュース
昼寝から目が覚めて子供が横にいなくても、父親もまさか洗濯機の中とは思わなかったのでしょうね。
出典;Yahooニュース
悲しい事故です。
同じ年齢のお子さんを持つ方も、お子さんに言って聞かせる以外にも対策必要かと思います。
また、メーカーも事故防止に改善をいただきたいです。
出典;Yahooニュース
子供に、この中に入ったら死ぬ、ってことを教えないとダメだよ。子供だから、残酷な事は言いたくないじゃないの。守るためにも。
出典;Yahooニュース
以前にも小学生の男の子が同じ事故で亡くなってたね
子供が大きくなるまではドラム式は置かないというのが一番の防止策なのかも
出典;Yahooニュース
子供はたとえ入るなと強く言われたとしても、、時としてやってしまうものです。男の子の場合は特に、です。
失敗して逞しくなっていくものですが、場合によっては不幸にも今回のようなケースに繋がってしまうこともありますね。
コメントにもあるとおり、子供が大きくなるまではドラム式洗濯機を置かない等を考えるのも、一つの手かなと思います。
メーカーも、可能であれば事故防止の機能なりが付くとウレシイですが、、簡単ではないかもしれません。
子供の年齢や、ドラム式の必要性をよく考えて、買い替えるなり、簡単に入れないような工夫をするなりして、リスクを減らさないといけないですね。
将来ある子供が犠牲になった今回の悲しい事件。
再発しないことを心から願っています。