ハリル監督解任の本質。監督と心中できないチームに明日はあるか?

9日、サッカー日本代表のハリル元監督が電撃的に解任されたことに、日本中が衝撃を受けました。

「何でこのタイミング?」「このタイミングでも英断だった」と色んな意見が出ていますが、ここではハリル監督解任の本質に迫ってみたいと思います。

一体、何がハリル監督を解任に追い込んだのでしょうか?

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ハリル監督解任の本質、心中の覚悟は?


出典;ゲキサカ

9日のハリル監督解任の会見の中で、日本サッカー協会の田嶋幸三会長は次のようにコメントしていました。

みなさんもご存知のように、彼は非常に真面目な性格で、サッカーに熱い情熱を持ち、誰よりもサッカーを愛し、多くの時間をサッカーに割き、そして、ピッチの上ではその熱い気持ちを選手たちにぶつけてくれました。デュエルという言葉、まさに日本のサッカー界に必要だった言葉を彼が植え付けてくれたと思っています。
出典;産経スポーツ

まぁ、どこまでがリップサービスなのかはわかりませんが、少なくともサッカー協会は、ハリル監督のこれまでの手腕と、サッカーにかける愛と情熱は十二分に認めていたことでしょう。

そして日本サッカーに必要だった「デュエル」という概念を与えてくれたとも述べています。

デュエルとは決闘を意味しますが、そこには1対1や球際の強さだけでなく、そこに至るまでの判断力や複数対複数としての組織プレーでの決闘、1対1で競り負けてもフォローの速さで上回り、ボールをポゼッションする、そんな多くの意味を含んでいた言葉だと思います。

ハリル監督がどの程度意図を伝えきれていたかはわかりませんが、決闘というイメージだけが先行し、1対1や球際の強さという、点での勝負を重視し過ぎていたのではないでしょうか。

もちろんこれは推測に他なりませんが、ハリル監督が伝えたかった、本来のデュエルを、協会が、チームが、選手が、咀嚼しきれていなかったのかもしれません。

個々のデュエルは流れの中のデュエルであり、流れの中のデュエルは個々のデュエルである。

なんか、鋼の錬金術師の「一は全」「全は一」みたいですが、、、まぁそんなイメージだったのかと思いました。

。。。

ただ、この理解不足、意思疎通不足は色んな意味で深刻であると言わざるを得ないでしょう。

ハリル監督が就任したのは2015年3月のこと。

代表として集まった期間は短いにしろ、ピッチ内外でハリル監督の思惑を知り、理解するタイミングも時間もあったはずです。

それが、最後の最後まで改善されなかったのですから、ね。

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何よりも深刻なのは、協会もチームも監督を信頼し、監督と心中する覚悟で戦い抜くことができなかったという点です。

もちろんハリル監督に全く非が無いとは言えないでしょうし、もしかしたら客観的に見て問題があったのかもしれません。

しかしながら、、、しかしながら、日本代表は束ねる指揮官なしで勝てるチームなのでしょうか

そんなに自分たちの自主性だけで勝てるような成熟したチームだったでしょうか

そうではないですよね。だからこそ高額のマネーを支払ってまで、実績のある外国人監督を呼んだわけですので。

であれば、少なくともその間、ましてW杯が間近に迫った今、分裂を促すよりも、なんとかして監督の意図をくみ取り、わからない点、不満に思う点があっても必死にアジャストしにいって、チームと監督を一枚岩とするよう努力する方がどれ程、日本サッカーにとって良かったことでしょう。

正直、どんな監督になろうと不満は出てくるはずです。

繰返しますが、日本選手の自主性だけでは強国相手に勝てないことは、選手それぞれが理解しているはずです。

だからこそ、徹底した戦術理解の元に、一枚岩でチームとして戦いにいく必要があったはずでした。

監督が言っていることは理解できない点もあるけど、監督を信じて監督と共に戦い抜いていこう

そんな気概がどこにも感じられなかったのが残念であり、ハリル監督が解任されるに至った「問題の本質」だったのかな、と思いました。

まぁ、言うのは簡単、というのもわかるのですがね。。。

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