大阪大学の入試ミス。突然の公表の謎!補償や慰謝料は払うのか?

人生を狂わされたと感じる、驚きの事態だったのではないでしょうか?

難関国立大学の大阪大学が、昨年の入試問題の採点ミスで、合格になるはずの30人を不合格にしてしまったようです。

発覚してから、7カ月後の発表でした。。

怒りに震える学生たち。

大学側はどの程度、補償慰謝料を対応するのでしょうか?

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大阪大学のミス。困惑を隠しきれない被害者(追加合格者)


出典;wikipedia commons

「今さら合格と言われても、どうしようもない」

既に別の大学に入学した当事者のほとんどは、この思いなのではないでしょうか。

1月7日、大阪大学が昨年の入試試験の物理問題で、正しい回答が3つあるにも関わらず、1つであると誤認識し、正しい回答を不正解としてしまい、その結果、30名の不合格と判定された生徒が、実は合格点に達していたということを発表しました。

日本国民1億3000万人のほとんどは、直接関係のないことです。。

しかしながら、高校受験や大学受験を経験し、不合格通知を受け取ったことのある人であれば、その時の絶望感は今でも思い出せるのではないでしょうか。

泣く泣く、第一志望校に行けなかった人もいるでしょう。

不合格通知の絶望から約1年。

ある人はようやくそのことを忘れ、新たなキャンパスライフを楽しんでいた頃。

ある人は浪人し、間近に迫ったセンター試験に向けて最後の追い込みをしている頃。

そんな矢先の発表だったようです。

あるtwitterにそのことが凝縮されていますね。

ギリギリ不合格で泣き悲しんだ学生の悲痛と戸惑いのツイートです。

残りの29名の方も少なからず同様の心境なのだと思います。

さて、この問題。

運悪くこの時期まで発覚が遅れたのかと思いきや、実は発覚していたのは去年の6月だったようです!

一体どういうことなのでしょうか?

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外部からの指摘を隠蔽?大学側は何をしていた?


出典;eigo.tra-ct.com

去年の6月に最初の指摘を受けてから、今年1月7日の公式発表。

その間に何があったのでしょうか?


出典;日本経済新聞

一番最初に指摘を受けたのは、「物理教育を考える会」という如何にも真っ先に指摘をしてきそうな団体から。6月10日のことだったようです。

2回目はメールで指摘が行われました。指摘をしたのは、予備校講師の吉田弘幸さんのようです。

問題の不備について指摘したところ、大阪大学側の回答のみが返信されたと述べています。


出典;FNN

これに対し、吉田さんは、「大学側に勘違いがあるのではないかと思いもう一度メールで指摘させて頂いた」と述べ、大学側へ再度、指摘のメールを送りました。


出典;FNN

この指摘について、大阪大学側からの回答は無かったようです。

去年の8月の頃でした。

その後、12月に再度別の人からの指摘があったようで、大阪大学側はここで本格的に問題の再検討に乗り出したようです。

12月19日外部からの指摘が正しいと判断し、公表に至ったようです。

追加合格となった一人の男性は、

「1年近くたって合格になっても、もう進路は変えられてしまった。なぜミスが指摘されてすぐ調査しなかったのか。あまりに対応が遅すぎた

と述べています。

吉田さんが2回目に指摘したメールに対して、大阪大学側の回答が無かったことが気になりますね。。

この時に何か気づいていた可能性もありますが、、真相が明らかになる時はくるのでしょうか?

ただ、全面的な調査を行った12月19日の1週間前、大阪大学に気になる事件が発生していました。

大阪大学、不正アクセスにより約8万人の個人情報が流出する


出典;GIGAZINE

昨年の12月13日、大阪大学は何者かからの不正アクセスにより、学内外の約8万人のデータが外部に流出したとの発表を行いました。

さて、、これは推測の域を出ず、今回の採点ミスとの相関の有無は不明ですが、、

全面的な入試問題のチェックに乗り出したのは、その1週間後。

そして、迅速な対応での追加合格者の公表。

、、もしかしたら、漏洩した情報の中には今回の件に関する、クリティカルな情報があったのかもしれませんね。

まぁ、真相は闇の中ですが。

被害を受けた30人への補償や慰謝料は?


出典;CHARISMA

この度、大きな問題を起こしてしまった、大阪大学。

大学側は「生徒や家族に多大な迷惑をお掛けした。負担する必要がなかった費用については誠実に対応したい」と陳謝し、補償について前向きに対応すると述べています。

また、既に他大学に入学した学生への転入措置を講じています。

その他、別の大学に入学したことによる下宿費用や、浪人した受験生の予備校費用などの補償も検討していると説明しています。

失われた時間を取り返すことはできませんが、その間に要した費用面については最大限補償しようとする、この点に関しては誠実な面が伺えますね。

慰謝料についてはどうでしょうか?

不合格通知から、合格発表まで、本来受ける必要のなかった精神的苦痛や、社会人になるのが1年遅れることにより、将来稼げるはずであった1年分について、どうしてくれるんだと思うかもしれません。

この点、弁護士は次のように指摘しています。

精神的苦痛について

・当該大学への進学に関する期待利益は受験契約上保護されるべきである

・他大学へ進学していたことによる損益相殺が認められる余地もある

とあるので、満額回答とはいかないものの、精神的苦痛による慰謝料は受け取れる可能性があるようです。

将来の稼げるはずの金額について

・就労が1年間遅れるとして、4年後に就労できたと認められるかが難しい

・既に他大学に入学していた場合、このリスクは回避できる

これらの点から、将来的な金額について受け取るのは難しいようです。

おわりに

大学入試は受ける方はもちろん死に物狂いですが、出題する方も大きなプレッシャーと責任があるんだなと感じる、そんなニュースでした。

人間なので、ある程度ミスは仕方のないものですが、発覚した後の迅速な対応がいかに大切であるか、という点も改めて気づかされましたね。

自分たちだけでなく、その先にいる人々の人生を狂わせることになりかねないですので。

身の引き締まる、そんな年初。

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