人気アニメ・エヴァンゲリオンで登場した技術が、現実になろうとしています。
液体呼吸技術を用いることで、液体中でも通常と同じように呼吸ができるのです!
ロシアのチームが実験台に用いたのは、、
なんとダックスフント。
その実験映像が衝撃的なものでした。
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ダックスフントを用いた液体呼吸実験?
科学の発展には動物の犠牲はつきものなのでしょうか?
先日、ロシアの研究チームが、液体の中での呼吸を可能にするテクノロジーを披露しました。
そしてその披露イベントでのこと。
実験段階であるため、生身の人間が被験者にならないのは想像に難くないですが、選ばれたのは何とダックスフント。
液体で満たされた筒状のリザーバーにダックスフントを押し込み、暫くして引き上げるというものです。。
なんか、聞いただけでヤバさを感じるのと、黙っちゃいない団体が声を上げることが想像できますね。。
いよいよ実験が始まります!スポンサーリンク 実験、開始。
黒服の男たちに囲まれ、白衣のサイエンティストに抱えられた、1匹のダックスフント。
これから自分の身に何が起こるかわからない、そんな感じです。
出典;twitterが、、暫くしてから突如首根っこを抑えられ、液体で満たされたリザーバーにザブン!
犬「なにごとかっ!?ブクブク。。」
出典;twitterそして無情にも液体の中で暫くの間押さえつけられてしまいます。
サイエンティストがダックスフントを押し込んでいる様子がよく伝わります。。
出典;twitter一見してヤバそうで、ダックスフントも暴れるまではいかないまでも、やや液体中でジタバタしているように見えます。
大丈夫なのでしょうか??
約40秒後、ダックスフントが引っ張り上げられます。
出典;twitter液体のから取り出されたダックスフントの様子はというと、、、
元気、、かどうかはよくわからないですが、とりあえず生きているようです。
何が起こったかわからず、ボーゼンとしている印象ですね。
出典;twitterとりあえずホッとしましたが、無事なんでしょうか?
研究チーム曰く、「液体中では呼吸が可能で、身体に悪影響を及ぼさない」とのことでした。
しかし、、スポンサーリンク 予想通り、避難殺到
しかし、この実験がロシアのロゴジン副首相によって公開されると、ネットには実験が残酷すぎると考える人々の大量の怒りのコメントが書き込まれました。
中にはロゴジン氏自身に容器に入り、実験に参加するよう提案した人もいたようです。
まぁ、そうですよね。。
その後、フェイスブックに「定例から、犬は全てその後、研究者の家族の各家庭に譲渡された。念のために知らせておきます」と投稿していたようです。
技術自体は素晴らしいものなのに、、なんでこんな衝撃的な形の公表をしたのでしょうか。。あるいは、これを狙っているのでしょうか。実験映像はコチラです。
Дмитрий Рогозин представил сербскому президенту инновационный проект: жидкость, в которой можно дышать.
В качестве подопытного животного выступила такса. pic.twitter.com/4bjJ4bqMjJ
— Антон Беляков (@abeliakov) 2017年12月21日
いやはや、無事とは言え、、ねぇ。
ただその一方で、科学の発展とはこういう犠牲の元で進んでいくんだなぁと、考えさせるものでもありますね。エヴァンゲリオンに登場するL.C.Lなのか?
出典;twitterさて、この液体呼吸技術。
どこかで見覚えがありませんか?
そう、新世紀・エヴァンゲリオンの作中で出てくるあのシーンの技術にそっくりです。
初めてシンジ君がエヴァに乗り込むときに、エントリープラグに満たされていたあの液体です。
作中では液体酸素等の名称ではなく、L.C.Lと呼ばれています。スポンサーリンク L.C.Lとは?
L.C.Lはパイロットとエヴァを精神的に接続、肺に直接空気を供給する能力を担う、エヴァンゲリオン中の架空の液体技術です。
正式名称は”Link Connected Liquid“ではないかと言われています。
粘着質で血の臭気があり、パイロット搭乗直後は薄褐色の液体で描写されています。
搭乗後しばらくすると透明になるのは、パイロットとエヴァの神経伝達が完了したためです。
このL.C.Lの正体は、第2使徒と呼ばれ生命体の源であるリリスの体液であり、生命のスープとも呼ばれています。ちょっと逸れてしまいましたが、L.C.Lの役割の一つである肺に直接空気を供給技術は、まさしく液体呼吸技術そのものです。
シンジ君が飲み込む時に抵抗があったのは、肺に液体が入るからというよりは、気管に入る際にむせるためと言われています。
一度肺に供給されると、大気中で呼吸するのと同様、液体内でも呼吸ができていますね。
L.C.Lが酸素を含んでいる為です。
ダックスフントが無事だったのは、このためなのですね。
このようにSFとしては以前から用いられていた技術が、実用段階に近づいたことを示した実験でした。
そう考えると、動物実験は複雑ながら、、ちょっと感慨深いものもありますねぇ。スポンサーリンク 液体呼吸技術、将来的な活用は?
出典;NAVERこの液体呼吸技術。
主に医療技術に用いられており、将来的には深海への潜水や宇宙旅行にも応用できる可能性があると言われています。
現在、医療で用いられているのは、未熟児の治療、および火事などによる重度の肺の負傷の治療という限定的な範囲のようです。ネットの反応
・扱い荒っぽいけど特に犬がどうこうなったりしてないね
・LCL実用化できるのかすげーーー
・エヴァのLCLがついに実用化したのか
・肺どうなるの?(´・ω・`)
・これで深海まで普通の潜水服でいける!
出典;matometanews.comスポンサーリンク おわりに
ネットの反応にもあるように、やはりエヴァンゲリオンの技術を思い浮かべた方が多いのですね!
ダックスフントの実験は、、科学技術の発展における闇の部分を見たような気がします。。
そう考えるとやはり複雑な気持ちですね。
といいながら、科学の発展がワクワクさせるのもまた事実です。
深海への浸水、宇宙空間で自由。
夢が広がりますね。
今後の進展に期待しましょう!スポンサーリンク More from my site