【勝利宣言】カタルーニャ独立は加速の見込み。元首相は反乱罪!?

年末最後の大一番もカタルーニャ独立派に軍配が上がりました。

今回、初めて公式の選挙勝利したカタルーニャ独立派。

勝利の喜びで溢れかえる一方で、先陣を行く元首相は、、

なんと反乱罪で別の場所にいました!

一体どうしたのでしょうか?

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勝利の時は来た!カタルーニャ独立派、再び


出典;AFPBB

もうこの流れは止まらないかもしれないですね。

10月1日に行われたカタルーニャ州独立の住民投票から、約2カ月半。

スペイン政府も公式に認める中で行われてたカタルーニャ州議会選挙で、独立派過半数の議席を確保し、カタルーニャ独立に向けての動きが加速することになりそうです。

独立を主導してきたプッチダモン元首相は、「誰も異論を差し挟めない結果だ」と演説し、独立派の勝利を宣言しました。

また、記者団に対しても「スペインは敗北した」などと語っています。

長きにわたって対立を続けている、スペイン政府とカタルーニャ州政府。

これまでも住民投票やデモが行われていましたが、今回は今までとは大きく意味合いが異なるようです。

初のスペイン政府公式の選挙


出典;Yahooニュース

カタルーニャ州の独立は、スペイン政府との戦いの歴史でもあります。

2006年頃から独立の動きを訴えてきましたが、幾度となく憲法違反として退けられてこられ、箸にも棒にも掛からぬ状態でした。

大きな動きがあったのは、2014年

独立を巡る住民投票がカタルーニャ州内で行われた結果、投票数は有権者の1/3ながら、独立を求める声が圧倒的多数だったのでした。

この時もスペイン政府は、憲法違反と投票率を理由に独立は認めませんでしたが、恐らく無視できない動きとしてとらえていたことでしょう。

時は経ち2017年10月、再び独立を巡る住民投票が行われます。

この時もまた、独立を求める声が9割を占めました。

投票率が半分程度だったとは言え、ここに来てスペイン政府も流石に無視できなくなったようです。

スペインのラホイ首相自ら、正式な議会選挙12月21日に実施し、「独立を望む党を選ぶのか、独立を望まない党を選ぶのか」、住民に判断してもらうことを決めたのです。

これまでの選挙や独立宣言は、言わばカタルーニャ州政府が勝手に実施したものであったため、スペイン政府としてもNGを叩きつけやすかったわけですが、今回の議会選挙はスペイン政府自らオフィシャル宣言したものだったのです。

その結果が、、今回ということになりました。

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勝利の瞬間、プッチダモン元首相は国外に逃亡していた?


出典;BBC

カタルーニャ州内では割れんばかりの歓声が上がったようですが、独立を主導してきたプッチダモン元首相の姿はそこにありませんでした。

先ほど元首相が勝利宣言を行ったと言いましたが、なんとベルギーのブリュッセルにいたのです!

さて、この一大イベントの当事者がなぜ国内ではなく遠くベルギーにいたのでしょうか?

それは、

プッチダモン元首相が、スペイン検察から国家反逆罪反乱罪で起訴されていたからです。。

あまり聞きなれないですが、名前からしてヤバそうな罪状です。

最高刑期30年を言い渡されたプッチダモン元首相でしたが、捕まる前に欧州連合(EU)本部のあるブリュッセルに高飛びしていたのです。

もし戻って来るとすれば、その時は完全に独立が認められ、自分や周りが独立国のトップになる時でしょうから(そうでないと逮捕されてしまう)、、暫くはスペインに出入りできない可能性が高そうです。

なんかもう映画の世界ですな。。

国家反逆罪?反乱罪って?


出典;amazon

プッチダモン元首相の罪状である、国家反逆罪反乱罪

そうそうお目見えすることがないので、どんなものか見てみたいと思います。

ちなみに、スペインでは禁錮30年でしたが、、日本では最高クラスの罪状です。

日本においては、国家反逆罪という名称は存在しませんが、詳細化した形で、内乱罪外患誘致罪が存在します。

内乱罪と外患誘致で何が違うかといいますと、

内乱罪は、国の統治機構を破壊し、又はその領土において国権を排除して権力を行使し、その他憲法の定める統治の基本秩序を壊乱することを目的として暴動をする犯罪である
出典;wikipedia

これに対し、

外患罪は、外国と通謀して日本国に対し武力を行使させ、又は、日本国に対して外国から武力の行使があったときに加担するなど軍事上の利益を与える犯罪である。
出典;wikipedia

です。

どちらも国の存続を危うくする行為ですが、外患誘致罪(外患罪)の方が重罪です。

他国と連携して自国への攻撃を唆しているわけですからね。。

この外患誘致罪。

日本では唯一、死刑しか法定刑が存在しません。

内乱罪の場合は、死刑または無期禁錮のようです。

なお、憲法制定後において、外患誘致罪も内乱罪も適用されたことはありません

最大の内乱といえる二・二六事件でも、内乱罪は適用されず、軍法会議により首謀者は死刑となりました。

まぁ、今後も適用を考慮する自体にならないことが望ましいですね。

プッチダモン元首相は、仮に日本で実施していたら、、死刑か無期懲役だったのです。。

ネットの反応

・お互いに退くに退けなくなったのかな?
・歴史的経緯からするとスペイン政府の取った対応が不味かったかなぁ。強硬的すぎた
・でもこれを許すともともと中央集権的なスペインは瓦解するな。
・カタルーニャ独立賛成派の人達は、実際独立した時の事なんて考えてやってないと思う。スペイン政府も強硬にやりすぎた。両者とも、これからどうするのかな?
・遠い国の出来事と思わず、巡り巡って日本にも何らかの影響があると思ったほうがいいかも…
出典;Yahoo知恵袋

おわりに

事態が大分進展してきましたね。

この結果を経ても、そう簡単にスペイン政府が独立を認めるとは到底思えませんが、少なくとも今までのような強硬な対応では説明がつかないと思われます。

多数の民意が独立を望んでいるのですからね。。

一方で、独立派も一枚岩ではないようで、彼らの中にも温度差があるとも聞こえてきます。

独立後の方針とかが異なるのかもしれないですね。

また、独立して一つの国ができるとなれば、第2第3のカタルーニャが出てくる可能性もあり、一時的な混乱が避けられないかもしれません。

今後も注視していく必要がありますね。

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