【アンドロイドアイドル】は【人間のアイドル】を超える夢をみるか?

シンギュラリティ。

アンドロイド人間を超えるXデーは、近い将来必ず来ると言われています。

しかし、ことアイドル性に関しては、既にアンドロイドが人間に勝っているのかもしれません。

今なお急速に進歩し続けているアンドロイド。

そのアイドルとはどういったものなのでしょうか?

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そもそもアンドロイドとは?


出典;digiarty

アンドロイドとは、人を意味するギリシャ語のandroと、接尾後-oid(のようなもの、もどき)を組み合わせた造語であり、つまるところ「人に似せた生命体」なのです。

ロボットがある役割を自動化する「機能代替」の目的で造られたのとは異なり、アンドロイドは「人間とのコミュニケーション」を目的として造られているところに大きな違いがあるが、厳密な定義はされておらず、しばしばロボットもアンドロイドと同様の括りで語られることもあります。

アンドロイドが登場するアニメや映画を見たことはあるでしょうか?

例えば、ターミネーターシリーズ。


出典;SLUG MAGAZINE

アーノルド・シュワルツェネッガーが演じるT-800は、殺人アンドロイドとして登場します。


出典;amazon

フィリップ・K・ディック原作の「アンドロイドは電気羊の夢をみるか?」では、火星から脱出してきた8人のアンドロイドを巡るストーリです。


出典;caamfest

アニメで言えば天馬博士が生み出した「鉄腕アトム」

ただこのあたりは、定義が曖昧な故にロボットと言われることも多いですね。

ドラえもんもアンドロイドの括りに入っていいと思いますが、一貫して「ネコ型ロボット」として扱われますからね。

このように程度の差はあれ、人間と高度なコミュニケーションをとることができる人工生命体は、未来に現れる架空の存在として私たちの心を躍らせてきました。

しかし今、この架空の存在とも思えたアンドロイドが、現実の存在として登場し始めているのです!

その一つが冒頭お伝えした、「アンドロイドアイドル」の存在です。

アンドロイドアイドルとは?


出典;ロボスタ

アンドロイドアイドルは文字通り、アンドロイドが演じるアイドルです。

アンドロイド研究で最先端を行く、大阪大学教授・石黒浩氏は、アンドロイドとアイドルの親和性について、次のように述べています。

 「(疲れない)アンドロイドは本当の意味で理想的なアイドルになれると思う。役者としても非常に優秀で、アンドロイドは特定の人間性を非常に綺麗に表現できるのでとても役者に向いている」
出典;日経トレンディネット

「いつもニコニコしているし、トイレにも行かなくていい」、まさにアイドルであるとも述べていますね。

そんな石黒氏が、ドワンゴとパルコとで共同開発したのが「U」という名前のアンドロイドアイドル。


出典;ロボスタ

昨年2月に発表された「U」は、ニコニコ生放送で初のお目見えとなりました。

「U」はコミュニケーションスキルの向上にあたり、ニコニコ生放送のコメントに対する返信を約1カ月間学習させたそうです。

自然対話を繰り返すことで、自律的に返答を行えるようになったとのこと。

発表会でも、実際にコメントに対して回答していました。

ところどころアヤシイところもありますが、自然に対話ができている様子が伺えますね。

「ぐぬぬ」を連発しているのは、それまで学習したコメントで多く使われていたからだと思われますw

学習の量が増えれば増えるほど、よりベターな言葉のチョイスを行うことが可能だそうですが、学習する内容の偏りによっては、あらぬ返答をしてしまう可能性もあることが分かりますね。

また、しぐさに関しても「瞬き」をしたり、顔を僅かに傾けたりと、人間らしい動作をしていました。

私たちは瞬きなどのしぐさを決まったルールでやっているのでもなければ、全くのランダムでやっているのでもないはずです。

ただ自然にそれをしています。

しぐさをたくさん入れすぎるとあからさまに不自然ですし、入れなさすぎると味気ない無機質な印象を与えてしまいます。

人間同士でもそうですよね。

適度なリアクションというのが、コミュニケーションには必要なのです。

人が自然に行っている、この適度なリアクションを、アンドロイドに行わせるのは簡単ではないのですが、「U」はその点でも「人間らしさ」を供えつつあるアンドロイドと言えますね。

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アンドロイドの未来


出典;二松学舎大学

将来アンドロイドはどのようになっていくのでしょうか?

これはアンドロイドの中核を成す、AI(人工知能)の進歩に依存するところが大きいと思われます。

そして、そのAIは既に決まったルール内では人間を凌駕するところまで来ています。

では直ぐに人間と同レベルのコミュニケーションをとれるアンドロイドが実現されるかというと、簡単ではない様です。

先ほどの「U」もそうですが、今までと比べて大分良くなったなぁといいう印象はあるかもしれませんが、やはり生身の人間とのコミュニケーションと比べると遥かに見劣りします。(たしか22歳の設定だったはず)

動作、言葉の選択、感情の理解など超えなければならない壁は少なく、「人間との自然な共存」という点ではもう少し時間がかかるでしょう。

石黒氏は次のようにも述べています。

ロボットを作るには人を知ることが重要になる。自分自身は人間のほうに興味があり、ロボットはそれを知るための道具だと思っている。そして、技術は人の能力を置き換えることで発展してきたし、技術を通して人を知るというのは今までもやってきた」
出典;日経トレンディネット

より人間らしいアンドロイドを作るには、もっと深く人間を知る必要があり、アンドロイドを作ることでさらに人間を知ることができる。

なるほど含蓄がありますね。

先の話でもそうですが、私たちは自分がいつ瞬きをするのか、いつ顔を傾けるのかを説明できる人はいないでしょう。

自分自身のことについて、実はあまり知らないのです。

それでは自分らしいアンドロイドを作ろう、って言ってもムリですよね。「自分らしい」って何だろうってことになりますので。

これもまた簡単なことではないはずです。

しかしこうして人間をひとつひとつ理解していくことで、より「人間らしい」アンドロイドが登場し、ひいては人間と共に生活できるアンドロイドが現れてくるはずなのもまた事実でしょう。

友だちや恋人のアンドロイドを紹介する日も、そう遠くないかもしれないですね!

おわりに

今回はアンドロイドアイドルの話題を中心に紹介いたしました。

数年前までは、アシモとかペッパー君とかそういうレベル(あれもあれで衝撃的ではありましたが)でしたが、ここ数年で「いつかアンドロイドと人間が共存するかもしれない」というレベルまで飛躍的に進歩してきた感じがしますね。

あと数年もすれば、本当に自律したアンドロイドアイドルが出てくると思います。

一体どんな姿で、どんなクオリティーで現れてくるのか、Xデーが待ち遠しいですね!

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